電子書籍の貸し出しサービス

 東京・千代田区の区立千代田図書館は11月26日、電子書籍をインターネット経由で貸し出すサービスを始める。24時間いつでも貸し出し・返却でき、「図書館に立ち寄れない多忙な人などに気軽に本を借りてもらえれば」としている。電子書籍の貸し出しは公共図書館としては日本初という。

公共図書館初・電子書籍貸し出しサービス 千代田図書館

なんだか便利そうなサービスです。「電子データの貸出」というのがピンとこなかったのですが、どうやら図書館が電子書籍を冊数分購入し、それを貸し出す形になっているようです。なので5冊分の電子書籍を購入した場合には、貸し出せるのは同時に5人まで。データは複製ができないようにDRMで保護されていて、貸し出し期間が終了すると読めなくなるとのこと。

まだまだ完全電子化というわけではなく、リアルな図書館の延長線上という感じですが、こういうサービスがいち早く始まる千代田区がうらやましいです。ちなみに2008年3月末までは試用期間で、千代田区民しか利用できないとのこと(千代田図書館自体は区外の人でも利用可能。平日は22:00までやってます)。

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