神の見えざる手の招待

キミがこの本を買ったワケを読み終わりました。2時間弱ってところ。

自分に置き換えて考えてほしい。あたなの周りにある品物は、本当にあなたが欲しいと思って買ったものばかりだろうか。
多分、違う。
多くは、よくわからないまま買っている。商品パッケージや口コミやCMに乗せられてかったわけでもない。気がついたらー手元に。神の見えざる手。

冒頭の一文です。この本は「なぜそれを買ったのか?本当に欲しかったのか?人はなぜ買ってしまうのか?」そんな疑問に答えてくれる本です。

「なんでそれを買ったかと聞くと、大抵の人は理由を答えます。でも、それは後付けされた理由なんです」

これは「比べたわけでもないのに、ブランド買いする理由」という章にでてくる脳科学者 茂木健一郎さんの言葉。実際に色々と比較検討して買う人は少ないのだとか。

他にも「口コミで買う人は実は少ない」「ヒットCMと商品の売り上げは関係がない」「醤油が好きなのに、つい「塩で」と言ってしまう理由」「ある日突然カツカレーが食べたくなる理由」など、「あぁ、確かに!」と納得してしまうような事が色々と事例を交えて説明されています。

文体も軽快で一気に読めると思います。最初に2時間弱と書きましたがまとめて読む時間があるなら1時間ちょっとで読めるのではないでしょうか。

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