Meta Quest 3は狭い場所では使いづらい?「MR HOUSE by Meta Quest」で体験してみた

Metaが先日、Meta Quest 3で日常生活がどのように変化するのかを体験するイベント「MR HOUSE」を開催しました。日本の一軒家を舞台に日常生活に即して、いくつかのアプリを体験するというものです。

ちなみに一軒家といっても、舞台となったのは日本家屋を宿泊施設に改装したAraiya Tokyoです。最近の日本家屋とはちょっと違った雰囲気ではありますが、Meta Quest 3が狭い場所でも問題なく使えるということは確認できました。

イベントでは、ペットを飼えない部屋でも猫と遊べる「もっと!ねこあつめ」や、空間ビデオやパノラマ映像を視聴できる機能、部屋のインテリアをシミュレーションし、実際に購入することも可能な「Joyverse」などを体験。

▲Joyverseの様子。現在はすべて海外メーカーで、通販も海外からですが、日本メーカーとも提携していきたいという話もありました
▲もっと!ねこあつめ。猫を抱きかかえたり、一緒に遊んだりすることが可能

今回、特に気になったのはImmersedLes Mills Body Combatの2つです。

Immersedは、Meta Quest 2やQuest Proで利用していたのですが、Quest 3ではパススルーがより自然で綺麗になっていたのが印象的。正直、Quest 2/Proではパススルーを使わない方がましでしたが、Quest 3なら問題ありません。

パススルーで実際のディスプレイの表示を確認するのはまだつらいですが、手元のキーボードやマウスなどは綺麗に確認できます。映像が大きくゆがんだりすることはないので、長時間使っても気分が悪くなるようなことはなさそうです。

▲Immersed操作中。マウスやキーボードは問題なく使えます

もう一つのLes Mills Body Combatは、ワークアウト系のアプリ。Quest 2でも利用できますが、Quest 3のパススルーなら周囲をしっかりと確認できるので、狭い部屋でも問題なくプレイできそうです。

軽く体験しただけですが、かなりしっかりと運動できました。

▲Les Mills Body Combat

Apple Vision Proが間もなく発売というタイミングですが、Immersedがこれだけ使えるならMeta Quest 3でいいかという気もしてきます。

VR/MRデモイベント「四畳半MIYASHITA PARK by Meta Quest 3」を開催中

なお、Metaは狭い居住空間でもMeta Quest 3が利用できることを確認できるポップアップイベント「四畳半MIYASHITA PARK by Meta Quest 3」を7月7日まで開催中。

「8番出口VR」や「アルティメットスイングゴルフ」、「SOUL COVENANT」、「もっと!ねこあつめ」などを体験できます。

「四畳半MIYASHITA PARK by Meta Quest 3」概要

  • 開催期間:6月7日(金)〜7月7日(日)
  • 場所:RAYARD MIYASHITA PARK South 2F 吹き抜け広場(全日)、 ウェルカムテラス(土日のみ)、RAYARD MIYASHITA PARK South 1F &BASE(土日のみ)
  • 住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10
  • 時間:各日12時~20時
  • ※デモ体験の対象年齢は、10歳以上となります。10-12歳の方は保護者の同意が必要となります。
  • ※天候により、開催時間を変更する可能性があります。
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