メガネに後付けできるオープンイヤーなヘッドホンをJLabが海外発表

安価な完全ワイヤレスイヤホンでは米国で最大手のJLab Audioが1月8日(現地時間)、既存のメガネに後付けするウェアラブルオーディオデバイス「JLab JBuds Frames」を発表しました。49ドルで今春発売予定です。

メガネのツル部分にスピーカーがある、耳を塞がずに自分だけに聞こえるアイウェアは、BOSE FrameやAmazon Echo Framesなどがあります。ただ、これらのデバイスはすでにメガネを利用している人にとっては、とても使いづらいのが難点。

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常々、既存のメガネに後付けできる物が出てこないかと思っていたのですが、その通りのものがようやく登場します。

ようするに、耳に入れたり引っかけたりせず、メガネのツルを利用するイヤホン(ヘッドホン)のようなもので、2つの独立したユニットで構成されています。シリコンスリーブでメガネのツルを挟み込む形で固定します。バッテリー寿命は約8時間で、充電は専用ケーブルを使い、左右別々に行います。この辺りは充電台などを用意して欲しかったところですが、値段を考えれば仕方がないところでしょうか。

IPX4の防水性能もあるので、汗やちょっとした雨なら問題はなさそう。なお、対応コーデックはSBCとAACで、左右それぞれ独立したイコライザー設定が行えるとのこと。

JLabは一応日本でも展開しているので、発売は期待できるかもしれません。イヤホンと言うよりは小型のBluetoothスピーカーを2つ、メガネに取り付けられるようにしただけな気もしますが、音質を求める製品でもないですし、こういうのがもっと増えて欲しいところです。

via: The Verge
source: JLab Audio

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