[修正]この夏おススメの格安スマホ 6選

格安スマホ

各MVNOからいろいろとお得になるキャンペーンが発表され、そろそろ格安SIMに手を出してみようかと思っている人もいるかもしれません。
そんな格安SIMで使える格安スマホをハイエンドモデル、ミドルクラス端末から3台ずつピックアップしてみました。

格安スマホの定義

人によって「格安スマホ」という言葉に抱くイメージが様々だと思うので、まずは「格安スマホ」の定義を明確にしたいと思います。
賛否はあると思いますが、ここでは「MVNO事業者で販売されているスマートフォン」という意味で使っています。

この定義だとハイエンドなHUAWEI Mate SやP9、Xperia J1 Compact、AQUOSなども「格安スマホ」ということになりますが、キャリア端末よりも安いから・・・ぐらいの意味で捉えてもらえればと思います。

今夏注目の端末

ハイエンド

まずはハイエンドな端末3機種です。

仕様 AQUOS mini SH-M03 HUAWEI P9 Xperia J1 Compact
ディスプレイ 4.7インチ
1920×1080
5.2インチ
1920×1080
4.3インチ
1280×720
プロセッサ Snapdragon 808
1.8GHzx2 + 1.4GHzx4 ヘキサコア
Kirin 955
2.5GHzx4 + 1.8GHzx4 オクタコア
Snapdragon 800
2.2GHz クアッドコア
メモリ 3GB 3GB 2GB
ストレージ 16GB 32GB 16GB
外部ストレージ microSDXC 最大200GB microSDXC 最大128GB microSDXC 最大128GB
バッテリ 2,810mAh 3,000mAh 2,300mAh
カメラ 13.1MP/5MP 12MPx2/8MP 20.7MP/2.2MP
高さ 126mm 145mm 128mm
66mm 70.9mm 65mm
厚さ 8.9mm 6.95mm 9.7mm
重さ 約120g 約144g 約138g
SIM nanoSIM nanoSIM microSIM
防水防塵 IP65/68 非対応 IP55/58
おサイフ 非対応
ワンセグ 非対応 非対応

今となってはXperia J1 Compactをハイエンドに分類するのは苦しい気もしますが、現行のミドルクラスよりも上なのでやっぱりハイエンドかな。

AQUOS mini SH-M03

7月末発売の新端末。
ワンセグ、おサイフ、防水防塵と全部入りで、なおかつ軽量コンパクトとなっています。
ストレージが16GBというのが物足りないですが、そこはクラウドとmicroSDでカバーでしょうか。

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SHARP AQUOS mini SH-M03

実機を触った第一印象を下記で書いています。

HUAWEI P9

ライカ監修のカメラがウリの端末。
どうしてもカメラの話題が多くなりますが、実はそれ以外の部分でも良くまとまった端末です。

肝心のカメラについては、露出やホワイトバランスなど、それなりにカメラを扱える人が使うと抜群のパフォーマンスを発揮するようですが、素人が自動モードでスナップ的に使うには絶賛するほどではないかなという感じです。
ボケ味を簡単に表現できるワイドアパチャー機能は面白いですけどね。

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HUAWEI P9

P9は実際に購入してレビューを書いています。

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Xperia J1 Compact

この夏のおススメといいつつ、すでに1年落ちの端末でスペック的にも他の2台と競うのが厳しいですが、まだまだ人気のある機種です。

基本スペックはdocomoから発売されたXperia A2 SO-04Fと同等で、発売当初はモバイルSUICAに非対応でしたが、昨年末から利用可能になっています。

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Sony Xperia J1 Compact

価格的にはXperia A2の白ロムが3万円代なのに対し、J1 Comapctは5万円代と高止まりなのですが、これはA2が格安SIMではテザリングができないということも影響していそうです。

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ミドルクラス

ミドルクラスでは数多くの端末が販売されており、「これ!」と決めるのが難しいのですが、独断と偏見で次の3機種を選んでみました。

仕様 arrows M03 HUAWEI P9 lite Moto G4 Plus
ディスプレイ 5.0インチ
1280×720
5.2インチ
1920×1080
5.5インチ
1920×1080
プロセッサ Snapdragon 410
1.2GHzx4 クアッドコア
Kirin 650
2.0GHzx4 + 1.7GHzx4 オクタコア
Snapdragon 617
1.5GHz クアッドコア
メモリ 2GB 2GB 3GB
ストレージ 16GB 16GB 32/16GB
外部ストレージ microSDXC 最大200GB microSDXC 最大128GB microSDXC 最大128GB
バッテリ 2,580mAh 3,000mAh 3,000mAh
カメラ 13MP/5MP 13MP/8MP 16MP/5MP
高さ 144mm 146.8mm 152.9mm
72mm 72.6mm 76.5mm
厚さ 7.8mm 7.5mm 7.87mm
重さ 約141g 約147g 約157g
SIM nanoSIM nanoSIM nanoSIM, microSIM
防水防塵 IP65/68 非対応
おサイフ 非対応 非対応
ワンセグ 非対応 非対応

Moto G4 Plusは明確には防水性能を謳っていませんが、撥水ナノコーティングによってIPX7相当の防水性を持っています。

※最初、Zenfone2 Laserを入れていましたが、Moto G4 Plusが発表されたので差し替えました。

arrows M03

7月末に発売予定の新端末。
おサイフ、ワンセグ、防水防塵と全部入りの端末で、見た目の雰囲気はXperiaっぽいです。
ワンセグのアンテナ内蔵というのが差別化ポイントでしょうか。

ただ全体に作りというか質感が安っぽい感じはありました。

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FUJITSU arrows M03

実機を触った第一印象を下記で書いています。

HUAWEI P9 lite

P9と同時に発表されたHUAWEIの新端末。
ライカ監修のカメラではありませんが、ミドルクラスにしてはそこそこいいカメラの仕上がりになっているようです。

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HUAWEI P9 lite

下記の記事で、HUAWEI P9とのスペック比較を行っています。

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Moto G4 Plus

7月22日発売予定の新端末。
価格帯的にはミドルクラスですが、メモリが3GBだったり、SoCがSnapdragon 617だったりとハイエンドよりな端末です。

一番の特徴は国内端末としては初となる「4G + 3Gのデュアル待ち受け」に対応している点です。

moto g4 plus

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おまけ:Zenfone2 Laser

先日値下げが行われ、定価が20,800円とスペックの割りには安くなったZenfone2 Laser。
6インチでRAMが3GBのモデルもありますが、コストパフォーマンス的にはこの16GBモデルのほうがおススメです。
レーザーオートフォーカス搭載でAFは非常に速いです。

zenfone2laser

ASUS Zenfone2 Laser

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エントリークラスの格安スマホはお勧めしない

格安スマホには、「格安」の名前の通り、ここで挙げたものより安い1万円代やそれ以下のものもありますが、あまり安すぎるものはお勧めしません。
そういったものはRAMが1GB以下だったり、ストレージが8GBもなかったりというものも少なくなく、スマートフォンとしては使えない、使いにくいものが多いです。

もちろん、それを分かったうえで、通話専用やLINE専用など割り切った使い方をするなら構わないのですが、格安スマホを普段使いの端末にする、親や子供に渡すという場合には、最低でもミドルクラス以上の端末をお勧めします。

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