iOS 12で使えるAirPodsのライブ再生機能なら、難聴でも一緒に映画を楽しめるかもしれない

AirPods

iOS 12でAirPodsに追加されるライブ再生機能。iPhoneのマイクで音を拾い、それをAirPodsで聞けるようになる機能ですが、騒がしい場所でも、iPhoneの指向性マイクで音をはっきり聞こえるようにする、ぐらいの使い道しかないかと思っていたのですが、もともとの用途である補聴器的な使い方の実例がTwitterで報告されていました。

試したのは、病院などで医療問題などを解決するソリューションを創造するSibley Innovation Hubの創始者Nick Dawson氏。iOS 12のベータ版をiPhoneにインストールし、それをテレビのそばに。AirPodsを難聴だという彼の母親に使わせたところ、他の人と同じボリュームで映画を楽しめたとのことです。

母親は難聴ではあるものの、補聴器の使用を嫌っているのだとか。しかしAirPodsはすんなりと受け入れられたようです。

なお、その後、iOS 12ベータをインストールした古いiPhoneをテレビの近くに固定することにしたそうです。

これだとテレビを観る場合にしか使えませんが、普段の会話は何とかなるけど、みんなでテレビを観る場合には音が聞こえづらい、聞こえるようにすると他の人には大きすぎるといった問題は解決できそうです。

(via 9to5Mac, Quartz)
(source Twitter)

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