Flickrの対抗馬? 500pxを使ってみた

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Flickrの対抗馬になるかもしれない、というニュースがtechcrunchに出ていた500pxというサービスに登録してみました。FlickrやPicasaなどと同じ写真共有サービスですが、ちょっと使ってみた感じでは「写真を見せる」ということに特化したサービスのようです(500px上の私の写真はこちら)。

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写真にはこのように「Like」「Dislike」を投票できるようになっています。これによって人気がある写真は「Popular」というカテゴリに表示されたりするようです。また、写真にはタイトル以外にカテゴリー(500px指定のもの。個人では追加できないみたい)とタグ(自由に設定可能)が設定できます。Flickrのような閲覧制限(自分のみ、家族友人のみ、誰でも、というやつ)はないようです。

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おそらくここが500pxの一番の特徴だと思うのですが、FlickrのsetやPicasaのアルバムに相当するCollectionsという機能があります。Collectionsを設定すると、専用のURLが発行されスライドショウで写真をみることができます(とりあえず作ったのはこちら)。ただし、Collectionの画面からは前述の投票やコメントを書いたりはできません。あくまでも閲覧専用です。なお、Collection画面のデザインはいくつかの中から選んで変更可能です。

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年間$50の有料アカウントでは枚数制限などはなくなるようですが、無料アカウントでは結構厳しいアップロード制限があります。

  • 写真のサイズは30Mまで
  • 画像はJPGのみ
  • 1週間にアップロードできるのは20枚
  • 1時間にアップロードできるのは10枚

1週間で20枚は厳しいですね。もっとも、「Chose only your very best photos」と書いてるように、なんでもアップロードするのではなく、厳選した写真をアップロードしてみんなでそれを鑑賞するという使い方が想定されているのでしょう。有料アカウントでは500px上で写真の販売もできるようです。

なお、このアップロードの枚数制限ですが、直接Collectionsにアップロードする場合は影響されないようです。実際に試してみたところ、1週間に20枚の制限は減りませんでした(時間当たりの制限は有効な様子)。ただし、このようにCollectionsにアップロードした写真は通常の画面(投票機能のある画面)には表示されないので注意が必要です。

まだまだFlickrなどから乗り換えようとは思えませんが、今後機能が充実したり、ブログとの連携が強化されれば乗り換えるかもしれません。

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