7月に読んだ本

black & white Glasses & Book - exhausting read
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今日からもう8月です。子供の頃は8月ってなんだかウキウキしたものだけど、いまは暑いなぁっと思うだけに。歳を取るというのは環境に対する感受性が失われていくことかもしれない。

そんなわけで7月に読んだ本のまとめです。7月は過去最多タイの14冊。薄い小説が中心だったけれども。

沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA)
野尻 抱介
早川書房 ( 2007-02 )
ISBN: 9784150308797

時間封鎖〈上〉 (創元SF文庫)
ロバート・チャールズ ウィルスン
東京創元社 ( 2008-10 )
ISBN: 9784488706036

時間封鎖〈下〉 (創元SF文庫)
ロバート・チャールズ ウィルスン
東京創元社 ( 2008-10 )
ISBN: 9784488706043

ぼくらは都市を愛していた
神林 長平
朝日新聞出版 ( 2012-07-06 )
ISBN: 9784022508959

敵は海賊・短篇版 (ハヤカワ文庫JA)
神林 長平
早川書房 ( 2009-08-30 )
ISBN: 9784150309633

「敵は海賊」シリーズは「戦闘妖精・雪風」の神林長平の作品。短編版にはちょっとだけ雪風が登場したり、対コンピュータ・フリゲート艦 ラジェンドラが分析するジャム(雪風に登場する敵)と人間の戦争の様子などなかなか興味深いことが書かれていたりします。

主人公(?)の猫型異星人が無敵状態だったり、宿敵は神がかっていたりとスケールが大きくなりすぎている気はしますが、最終的にはちゃんとまとまっているあたりは流石という感じです。なお、シリーズは各巻完結でそれぞれパラレルワールド的な扱いになっているとのこと。

「ビブリア古書堂の事件手帖」は人気があるということなので読んでみたのですが、よくも悪くもライトノベルという感じです。「面白いか?」と聞かれれば「まぁ、面白いんじゃない?」って答えるけど「読むのを薦めるか」と言われると「鎌倉と古書に思い入れがあるなら読んでみれば?」という感じ。ミステリーの範疇にあるのですが謎が浅く、ご都合主義が多いので登場人物などに思い入れがないとキツイかも。

8月は海外SF作家を中心に読む予定。途中夏休みを挟むので10冊いくかどうかというところですね。

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